柏木の事

2017年09月21日

今回は小話。


むかーしむかーしでもないある日の事、
ホロフカとナセルが札幌に行きました。

札幌の白石区にキッズドラゴンという室内で
エアガンが撃てるステキ店があり、そこの
シューティングレンジでの試射をしてきました。

まあ、今回はあくまで試射、G5とAKライフル
を心ゆくまで撃ちましたとさ、めでたしめでたし。

ミリタリー終わりー(笑)

その夜、晩飯を食べようと街まで繰り出す。
今回はこじんまりと焼肉を食べた。。その時の話。
ココでタイトルの「柏木」が出てくる。

後ろには別の先客がいて、若い女性、若い男、
おっさんの3人だった。3人の話が黙々と食べる
我々の耳に大音量で入ってくる。


女「柏木君、なんか7万円の棚を買ったん
  だって、電気とかついて光るヤツ。それに
  アニメフィギュアとか乗せてるんだって!
  7万とか考えられない!」

おっさん「変わってるからねー、彼も。」

男「〇〇ちゃん、オタクの人の趣味に
  ちょっかい出しちゃダメだよ。
  あのテの人たちって”本気”だから。」

ココでナセルとアイコンタクト。

ナセルもミノを焼いてる素振りで
聞いていた。長い付き合い、この辺は
阿吽の呼吸、サバゲーマー(笑)

俺たちは期待した、萌え、オタクが市民権を
得つつある昨今の状況から、
この男が「柏木」のロマンを、男視線で
代弁してくれるだろうと・・。


男「俺さー、柏木の家に飲みに行った事
  あってさー、エヴァンゲリオンの
  アヤナミレイのフィギュアとか
  飾って置いてあるのさ、それに向かって、
  ビールの空き缶投げたら本気で怒るのさ!
  やめてください!△△さんでも怒り
  ますよ!とか、もー真剣www」

女「えーwなにそれー。マジでー?!」

男「だから、だ・か・らぁオタクの人の
  趣味に手だしちゃ駄目って事っ!」  


俺はコーラを一気に飲み干す、
ナセルはサガリを一気に裏返す。

何という、、、なんという胸糞連中。
柏木が怒るのが判らないのか?!
アヤナミレイ?それ、レア物なら二度と
手に入らない代物だぞ?

どうやって弁償する?多分できねーぞ。
オタクな私ならそこまで考えてしまい
おいそれと触れない。いや、触らない。

・・・空き缶を投げただと?外道め!ゆるせん!


思わず七輪の上のホルモンを網ごと捨て、
トングで炭を挟んで男の背中に放り込む。
叫び転がる男!
「綾波はもっと痛かったはずだ!」

「な、なんだ!」と騒いだおっさんの
口にも炭、女には七輪を丸ごとぶつけて――

…と、やりたくなったが、駄目だろ(笑)

形はどうあれ人が大事にしているものを
「価値観が違う」それだけの理由で否定、
果ては破壊しようって…ISかよ。お前ら。

会社勤めが出来る歳の大人がどうしてそんな
了見の狭い真似ができるのかと聞きたい。


お前の車がホロフカの趣味に合わない、
そんな理由でAKワンマグぶち込んだら?
「ホロフカさんでも怒りますよ!」
で済ませる?

その後、後ろのテーブルから「年収わ―。」
とか「出世できる人と―。」みたいな、
騒々しくなったので店を変える事にした。

こうなるとヤクザやヤンキーと同席の方が
まだマシである。

2件目のファミレスにてパフェで乾杯。

「柏木に。」「ああ、柏木に。」
同情しながら男二人でパフェを食う。
親の仇か柏木の仇か爆食する。
こんな事しかしてやれない。

オタクなので。

オタクや萌えはまだまだ市民権を得て
いなかったんだと再認識した、
そんな夜でした。

市民権?いらないからほっといて
ほしい。  


Posted by ホロフカ at 13:35Comments(2)雑談・その他